どうも。最近動画をこだわって作ることが多くなってきてまして、さすがに動画編集ソフトしっかりしたものにしなくちゃなと思いつつなかなか移行できません。Aviutl戦士、時計塔プロジェクトの吉岡です。
Aviutlは慣れてしまうとこれしか使えなくなるという呪いのアイテムらしいです。助けて。
さぁそんなわけで今回は受ける影響を選ぶ、ということについてお話しました。オリジナリティの話や作品に自分を出すかの話をしたときに、思い返してみると自分はそういった部分で受ける影響を人間関係や環境によって上手に選択してきたなぁと思いまして、本記事ではそれについて書いていきます。
『影響の"受け方"を選んでいく。』
自分は割と昔から他人や環境が自分にどういった影響を与えるのか?というのを考えながら生きてきました。(逆も然り)
とにかく創作に向き合える環境に飛び込んだり、自分の感性をいい方向に導いてくれそうな人と一緒にいたり…。あくまでも自分にとってではありますが、最終的にいい創作ができるような、そんな予感がするところへ向かっていっていたりします。
これは以前お話しした、いろんな要素や考え方からいいところだけを分析して選びとって自分のものにするという、僕自身の価値観によるものも大きいのかもしれません。創作以外にはあまりこだわりがないのもいい感じに作用している気もしていたり。
そうして、こういった物事を毎度考察しながらとりこんでいくわけですが、取り込むためには、自分はどういう影響が欲しいのか、ということについても同時に考えることになるわけです。方向性、というやつですね。
それらは理想の自分や理想の感性・創作とも言えるもので、そういったことを自覚し始めてから、日々の小さな事柄でも常に理想の自分に必要なことか、必要ないけどそれでもやりたいことなのか等々…なんとなくで影響されたり、なにかをすることも少なくなりました。もちろん、人によっては疲れるやり方だと思うので、あくまで僕自身がしっくりきた考え方ではありますが…。
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影響というものは大体が受けてから、受けた影響がなにかしら表に出てきた瞬間に自覚するものではありますが、自分の場合は表に出てきた影響はどこから受けたのか、ということを考えることで、だんだんと逆算ができるようになったのだと思います。
これらは創作だけでなく、僕自身の人格を形成していくのにも役に立っているところがあったりします。僕は自分の人生において不機嫌になったり不快な感情を覚える時間を極力少なくしたいと考えておりまして、もちろん落ち込んだり、もう駄目だと思うことが避けられないときもありますが、それらの時間がそもそもストレスだし、創作の糧にならないのであれば早急に脱したいなと思うわけです。
そうしたことを叶えるために、いつも穏やかにしている人や、感情のコントロールが上手な人、自分以上にワーカーホリックな人、創作ジャンキーな人からその人自身の人生観や価値観、世界観を聞いて、僕自身に合ってるもの、理想を叶えるヒントなどを見つけて取り込んでいくことで、欲しい影響を受け入れていきます。(コツは、直接的な方法とかじゃなくてその人がどういう意図や意思をもってそういった行動をするのか、できるのかを知るのが結構いい感じにためになります)
ただ、これらを叶えるためには、当たり前ですがそういった影響を与えてくれる人がいることが前提となるので、日頃から「この人はいい影響を与えてくれるかもしれない」「いつかこの人から話を聞きたい」とアンテナを張ることが肝要なのかなと。そして、それをするためにはこれもやはり日頃から理想の自分や考え方、行動を知覚しておく必要があります。
そういったサイクルを踏むことで、卵が先か鶏が先かみたいな話になるんですけど、常に自分の向かいたい方向が分かってくる、自覚し続けるなかで、更に影響についての考察が捗っていくってワケ。
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もちろん、影響をすべてコントロールするのは難しいとは思いますが、もしそうだったとしても「これはあの人の影響だな」とか「あの作品から影響を受けてるな…」とか、影響されたものを自覚しておくことで、その影響の解像度があがりますし、なによりそれをしっかりすることによって「影響されたもの」から「自分のもの」になっていくのかなとも思います。
せっかく影響を受けるのであれば、自分の人生がよくなるような影響を受けたいものですね。
それではまた次回、亡霊横丁のアトリエにてお会いしましょう。
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